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ShareLegal設立にあたって

2019年1月11日

ShareLegal Founder/弁護士の池田です。

昨年はこれまでになく多くの刺激的な出会いを経験することができ,また,スキル/経験の蓄積と構築,マインドセットが進み,ビジネスの世界でも漸く進むべき道が見えてきました。

そのような中独立し,①経営コンサルティングを主軸に,②弁護士,③ベンチャー支援,④エンジェル投資の4軸で活動をしています。昨年末,これまでの経験を注ぎ込んで,経営企画と法務のアウトソーシングサービス・「ShareLegal(シェアリーガル)」という商標で統合し,パッケージ化を試みました。

当サービスの特徴としては,Techを積極的に取り入れアウトソースを通じてデジタル化/合理化の実現もできるように設計しております。また,デジタル化の進展により所有から利用へパラダイムの転換が起こりつつある現在状況に鑑み,当サービスも単に表面的なデジタル化をなぞるのではなく,根本的な思想の部分で,β版から積極的に宣言共有し,顧客と一緒に改良し価値共創を続けるサブスクリプション/SaaSモデルを志向していきたいと考えております。

当サービスのターゲットとしては,売上100億以下で法務部門のない未上場会社を想定しています。また,カスタムプランのバックヤードの部分は,顧客のスペシフィックな要望に応じて,社外パートナーと連携して積極的にカスタムをしようと考えています。

「所有から利用へ」のシェアリングエコノミーは,主に消費の面からの説明ですが,供給の面から捉えるのは小規模事業者からするとなかなか難しいですが,いち提供者の側として,プラットフォーマ―としてネットワーク効果が生じる構造の維持を意識しながら,限界費用逓減/サイロエフェクト回避/水平分業/アウトソーシングの形を,ステークホルダーの皆さんと一緒に自分なりに探究していきたいと思います。知の共有といってはおこがましいですが,社会に貢献できるよう発信や実践も重視していきたい,薄い絵の具で塗り重ねるようにこの中小企業支援界隈を,守備範囲を少しずつ拡げながら深めていきたいと考えています。

これまで「サラリーマンなのに個人事業主のよう」と形容されることが多かったのですが,これからは完全に一人のプロとして,自己のスキルとステークホルダーの掛け算でマトリクスでメニューを考え,その中で顧客と協議しながら提供するサービスを個別に検討するようなスタイルをとっていきたいと思います。ステークホルダーとの信頼関係構築の重要性は言わずもがなです。

ネットも書籍も漫然と眺めていると既視感のある情報に触れることが多くなったと感じています。個人的には,単なる物質相互間の反応/作用の連鎖に目的/意義/因果を見出し問いを生み出す主体である人対人の次元で,現実の問いに正面から腰だめで取り組んでみて(脱構築やアナロジーをキーに),現在進行中のビジネスタスク,クライアントニーズ,プロジェクト,ビジネスアイデア,旅行や趣味や家族でやりたいことに取り組んでいき,決定論の中で遊んだ気になってみたいと思います。

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