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M&Aにおけるタックスプランニングの Tips です。
1番目はオーナーの手残りから考える。
2番目は損金を出すようにする。
3番目は,資産の低額譲渡は,今資産持ってらっしゃる方々もすごく分かってくれると思うのですが,まあ低額譲渡になっちゃうと時価譲渡とみなされしかも譲受人に受贈益も生じる。本当にきついですもう本当にもうダブルパンチです。
4番目に繰越欠損金が消えないようにすること。
5番目はのれんです。例えば純資産10億の会社を20億で買いました。子会社株式として20億が計上されているところ,連結決算や合併でBSを合体させる時に10億の差が生じるんですねそれがのれんです。それは5年とかで償却されますがその会計上の損金は税法上損金算入が否定されるパターンが多いと思います。
6番目,テクニックを駆使してタックスプランニング行ったとしても他の法形式と認定されるリスクがあがあります。例えば割安で大量にオーナーが売りたい先にしたい会社に第三者割当を多額に発行して既存の株式を薄めますと。そしたら「まあ事業譲渡・株式譲渡したような形なのではないか,しかもそれって所得や益金が発生しないんじゃないか?」みたいな。でもそれはもうだめでしょみたいな。オウブンシャホールディングス事件というがあります。ちょっと参考にしてみていただけるとおもしろいと思う思います。